開発効率のためにキーボードにこだわるッ!

最近、自宅での研究開発用に買った Windows パソコンはあんまりスペックにこだわらずに、言っちゃえば安いだけのそれなりのスペックのを買った。
これまでそのメーカーのパソコンは以前勤めてた会社で使ってたんやけど、初期不良が結構あるのとサポートが悲しい感じ以外に悪い印象は無かった。
逆にそのメーカーのマウスやキーボードに慣れてる分だけ良い印象を持ってたぐらい。

そう、おれっちは法人と個人ですべての運命が違うってことを知らんかったのな。知ってたら会社やってる社長さんに頼んで法人の奴買ってもらったかも知らんかったのに。ま、それも情弱のペナルティ、もしくは勉強代として計上することにする。

で、納期が全くデタラメとか初期不良がひどいとか、サポートがダメとか交換を取り持つ運送屋がダメとかありとあらゆる災厄が降りかかったわけやけど、最後の最後にパンドラの箱の底に希望は・・・実はなかったのな。

現実的にかなりがっかりな気持ちになる要素が2つある。

  1. 筐体がびっくりするほどデカいこと。(中はスカスカ)
  2. キーボードがかなりダメなこと

アマゾンでふつうに買える Windows 用の USB キーボードっていくらぐらいか知ってる?
実は廉価な普及型のキーボードは数百円の世界なのな。ちなみに、こういうタイプのキーボードをメンブレン式とかって言う。まあ、そんなことどうでも良いよね。

ちなみに、デフォルトでついてきたキーボードはこんな感じ。

各キーが角丸で良いように言えば Mac っぽい・・・だけど現実はすげー押しにくいのな。
実は Mac Book Air のキーボードは同じ形状なんやけど、パンタグラフ式ってタイプでかつキーのストロークが浅い。メンブレン式(安物)でキーの端っこ押すと斜めに噛んでキーが押せないことが頻繁に起きるのな。(パンタグラフ式はそれは発生しない)
このメーカーも見た目を Mac 風に真似するだけじゃ無くてせめてキーストロークを浅く設計すりゃ良いのにね?(実際法人用のはキーストロークが浅かった)

で、道具にこだわるとか言いながらキーボードを通販で買うってのもイタタなんやけど、あまりにもデフォルトのキーボードにイライラしちゃったので、アマゾンで¥3000以上するパンタグラフ式のキーボードをポチってしまったのな。

フルサイズなんで、キーの配置はほぼ一緒。パンタグラフ式なので、キータッチは Mac Book Air と同じ感じで気持ちいい。
俺っちが単なるコンピュータのホビィストなんであれば、数百円で買えるものを3000円も出すのは馬鹿げてるんやけど、仕事として使う道具には可能な限りこだわりたい。
高級なキーボードを使えばミスタイプが減るわけでも、タイピングスピードが速くなるわけでも無いんやけど、キーボードのひっかかりでイライラして思考が寸断されることは無くなるのな。集中してるときに思考を止められるのはすごくストレスになっちゃう。それは避けたい。

同じように机の高さや、椅子の高さ、モニタの品質、モニタへの距離、モニタの角度、余計な可視光線を遮断するOAメガネも重要になる。
俺っちにとってパソコンのCPUパワーはほぼ問題ないレベルに到達したので、CPUにこだわりは無い。HDDよりSSDの方が高速なんやけど、2分とビルド時間がかかるコードを家では書かないんでそれも必須じゃ無い。メモリは経験上8ギガでも厳しいことがあるんで、16ギガにやってる。

あーモニタはちょっと失敗してるかもな。24インチの液晶でサイズと画質には不満が無いんやけど、光沢液晶なんで映り込みがかなりあんだよね。許容範囲っちゃ許容範囲なんやけど個人的な好みで言えば開発機はノングレアの方が好きやなあ。
Mac Book Air も光沢液晶なんやけど、低反射になってる?映り込みゼロじゃないけど、このモニタほど気にはならない)

費用対効果はよくわかんないけど、主観的な判断基準で言えばこのキーボードには満足してる。